みなさん、こんにちは!
旅のすすめ運営者のSotaとMoekaです!
今回は長野県の絶景として人気を誇る「千畳敷カール」にやってきました!
千畳敷カールは高山植物が咲き誇る夏から、紅葉が美しい秋にかけハイシーズンを迎え、その絶景は息を吞むほど感動すること間違いなし。
そんな千畳敷カールへのアクセスはバス・ロープウェイを利用するしかないのですが、ハイシーズン中の休日はなんと2時間待ちになることは珍しくありません!!
そこで本記事では、7月の3連休初日に訪れた際の様子や、混雑を回避して千畳敷カールを行く方法をご紹介いたします!
千畳敷カールに初めて行く人にとっては特に有益な情報だと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
本記事を読んでもらいたい人
・千畳敷カールに初めて行く方
・千畳敷カール以外の観光スポットに行く予定がある方
・待ち時間をできるだけ短くして千畳敷カールを楽しみたい方
・遊歩道のみ散策だけを考えている方
千畳敷カールとは?
千畳敷カールとは、かつての氷河期時代に存在していた氷河が斜面に沿って流れていく途中に地表の土砂を削りとることで形成された地形で、よくスプーンでくり抜いたような形として表現されます。
そのカール地形の特徴は、氷河によって浸食された中央付近の緩やかな地形に反し、その側面を急峻な斜面に囲まれている景観を持つということ。
千畳敷駅を抜けた先に広がる、広大な緩傾斜地と切り立つ岸壁が作り出す景色はまさに圧巻で「すご…」と語彙力がなくなるほどの絶景です。

そんな絶景にたどり着くには、バスとロープウェイを使用するしかないのですが、これがハイシーズンになると非常に混雑して、2時間以上の待ち時間が発生することも。
本記事を見てくれた方には、そのような混雑に巻き込まれないよう、バスとロープウェイの待ち時間をできるだけ短くできる方法をこの後詳しくご紹介していきます。
千畳敷カールへのアクセス方法
アクセス<マイカー編>
車で千畳敷カールへ行かれる方は「菅の台バスセンター」もしくは「駒ヶ根駅」でバスに乗り換えてロープウェイのあるしらび平駅に向かう必要があります。
※菅の台バスセンターから先のロープウェイのあるしらび平駅までは通年マイカー規制区間です。
菅の台バスセンターには、約300台駐車可能な駐車場が併設されており、1日800円で案内されています。 また、トイレも完備されておりますので車中泊も可能です。
菅の台バスセンターからしらび平駅までのバス往復料金は1,660円です。
一方で、駒ケ根駅から路線バスに乗られる方は駒ケ根駅すぐ横の「駒ケ根駅前立体駐車場」を利用すると非常に便利です。料金は最初の2時間は無料でそれ以降、1時間につき130円となっています。
※8時間利用した場合 2時間無料+130円×6時間=780円
なお、駐車場出口には公衆トイレが完備されており、ウォシュレット付きなので女性の方も安心して利用できます。
路線バスは駅前駐車場出てまっすぐ進んだ先の「Kー01 バス乗り場」から30分間隔で運行しています。
駒ヶ根駅からバスに乗車した場合の往復料金は2,100円です。




アクセス方法<電車編>
電車を利用して千畳敷カールへ向かう場合は、駒ケ根駅で下車したのち先ほど紹介した駅前のバス停からバスに乗る必要があります。
バス乗り場や料金などに関しては、<マイカー編>の駒ケ根駅を利用した方法と同じですので
ここでは省略します。
最短で千畳敷カールへ行くには?
もし、あなたが最短で千畳敷カールに行きたいのであれば次の方法を試してみることをおすすめします!
行きのバス・ロープウェイが混雑する時間は始発から2時間程度の早朝です。
帰りは、登山客が下山してくる正午以降となっていますので早め早めの行動が重要となってきます。
予想外の待ち時間はその後の予定にも影響が出ますので、本記事を読んでしっかりと対策をしていきましょうね!
ちなみに、今回ご紹介する方法はマイカーを利用した場合となっていますので、電車を利用して向かわれる方は、ほかの方の記事を参考されるのがよいかと思います。
では、さっそくご紹介していきましょう!
駒ケ根ICを降りて向かうは駒ヶ根駅
今回、待ち時間を最短にして楽しむ方法は駒ヶ根駅バス停からバスに乗る方法です。
「え、菅の台バスセンターからなら臨時バスが出るからそっちの方がいいんじゃないの?」と思われた方もいるかもしれませんが、臨時バスがどのくらいの間隔や本数で運行されるかはわかりません。
そのため本記事では誰もが安心して参考にできる駒ケ根駅からバスに乗って待ち時間を短くする方法をご紹介します。
駒ケ根ICから駒ケ根駅前立体駐車場までは約3㎞、車で10分ほどです。
県道75号線を駅方向に進み、北町中央の交差点を右折し直進します。
駅前ロータリーの入口すぐにある駐車場に到着したらバス停に向かいましょう!
ここで一つ目の重要ポイント!
全員の準備が終わってから待機列に並ぶのではなく、一人だけ先にバス停に向かわせることで続々と準備してむかう人たちよりも先に並ぶことができます。
私たちが訪れた7月19日は3連休の初日で、始発便は5時出発
そんな中、私たちが駒ケ根駅前立体駐車場に到着したのは4時20分ごろ。
Moekaをひとまず先にバス停に向かわせたところ、矢印付近の場所で並ぶことができました。

始発便がバス停に到着したのは4時45分ごろなので、それまでの間に準備は済ませておきましょう!
さて、皆さんが今気になっているのは私たちが始発便に乗れたのか?ということだと思いますが、
惜しくも3人前で乗車を断られてしまいました。
※路線バスのため、途中の停留所に人が待っていると満員状態で発車しないとのこと。
ということで、私たちが乗車できたのは次便の5時30分発でした。
それでも、駐車場に到着してからバスに座れるまでの時間はちょうど1時間。
体感としても準備をしながらの待機だったので、まったく苦ではありませんでした!
2つ目のポイント
私たちが乗ったバスも菅の台バスセンターに到着するまでの間、何人かバスに乗ってきましたが、裏技として紹介されていた「女体入口」バス停では何名かバス待ちをしていましたが、次のバスを利用するよう運転手の方が案内していました。
途中のバス停から乗られる方は注意が必要ですね。
菅の台バスセンターの様子はどうだったかというと、バスが到着した5時45分ごろは写真のように長蛇の行列ができていました。
駒ヶ根駅ではなく、こちらの菅の台バスセンターを選んでいたらと思うとヒヤヒヤします。


そしてバスに揺られること約50分、ようやくロープウェイ乗り場のしらび平駅に到着です。
しらび平駅でのロープウェイ待ち時間は?
しらび平駅に到着すると、約10分ほどでロープウェイに乗車することができました。
ここまで来てしまえば、到着した順でロープウェイに案内されるので安心です。
また、この日は混雑が予想されていることもあり、ロープウェイは9分間隔の連続運行に変更。
休むことなく動き続けていたロープウェイ、お疲れ様です!

ちなみに、この後千畳敷カールから戻ってきた9時前のしらび平駅はロープウェイ待ちの人が右上のカラーコーンの10m手前くらいまで並んでいました。

千畳敷カールで散策!

待ちに待った千畳敷駅にようやく到着!
千畳敷には6時44分に到着したので、ここまで2時間20分の道のりでした。
バスとロープウェイの待ち時間はトータルで1時間10分と、ハイシーズン中であったにしては早いほうではないでしょうか?
千畳敷カールの遊歩道は約45分の道のりとなっており、写真を撮りながらであれば2時間もあれば十分に帰って来られます。
せっかくなので千畳敷カールの遊歩道を散策した際に撮影した写真を何枚か載せておきますね!





帰りのロープウェイ・バスの待ち時間は?
私たちが帰りのロープウェイに乗ったのは8時40分ごろ。
この時間であれば、下山してくる登山客はほとんどいないので待ち時間などほとんどありません。
私たちは千畳敷カールにはちょうど2時間ほど滞在しましたが、この後に予定が詰まっていないという方であれば、千畳敷駅に併設されているカフェでご飯を食べてから下山してからでも空いた状態のロープウェイで帰ってくることができると思いますよ!
この時の待機列はほぼなく、前方に2組、後方に1組の私たちを含め4組しかおらず
折り返しのロープウェイに即座に乗ることができました。
下りのロープウェイでは、上りの時には見られなかった景色がみられたり、ぎゅうぎゅう詰めではなかったりと非常に快適に過ごせるので早めの下山がやはりおすすめ。
しらび平駅に到着したら、3分後に出発するというバスに乗車し9時40分ごろに駒ヶ根駅へと戻ってきました。
まとめ
ということで、本記事のまとめです。
千畳敷カールへのバス・ロープウェイの待ち時間を最短にして楽しむ方法は以下の通り。
1.バスは駒ケ根駅から乗車
2.駒ケ根駅バス停には遅くとも1時間ちょうど前までに並ぶ
3.帰りのロープウェイは登山客がいない午前中に乗車するのがおすすめ
いかがだったでしょうか。
千畳敷カールへ初めて行く人は、ぜひ本記事を参考にして快適な絶景旅を満喫してきてくださいね!
それではまた次の記事でお会いしましょう!
さよなら~
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