agodaって安全なの?【現役ホテルマンがagodaの安全性について教えます】

みなさん、こんにちは!
旅のすすめ運営者のSotaです。


突然ですがみなさん、agoda(アゴダ)って旅行予約サイトを知っていますか?
agoda(アゴダ)はBooking.comやExpediaなどといった海外の旅行予約サイトと同じく、近年その認知度が上昇し、国内での利用者も増えている予約サイトになります。

そんな海外の旅行予約サイトであるagoda(アゴダ)ですが、一部では「トラブルが多い」「返金されない」「予約がされていなかった」などの口コミがあり、不安に思う人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、オンライン予約サイトであるagoda(アゴダ)の安全性について現役ホテルマンである私がじっくりと解説したいと思います。

先に結論だけをお伝えしておきますと、

あることだけを注意すれば、「国内のホテル予約であれば、アゴダの利用は全く問題なし!!」

ということです。


そう、国内におけるホテル予約であれば、agoda(アゴダ)はほとんど問題なく利用できるうえ、格安で予約ができてしまうかもしれないんです。

ただし、あることには絶対に注意が必要になりますので、その点を押さえたうえで皆さんもagoda(アゴダ)を利用してくださいね!

以下ではそんなagoda(アゴダ)での予約時の注意点やその安全性について解説していきます。
ぜひ、今回の記事を読んで、あなたの不安を解消してしまいましょう!

agoda(アゴダ)の基本情報

agoda(アゴダ)の運営会社は?

agoda(アゴダ)はシンガポールを拠点に置くAgoda Company Pte. Ltd.運営しており、設立から20年がたっています。
そんなagoda(アゴダ)は現在、大手旅行予約サイトBooking.comの傘下企業として位置づけられていることから怪しい会社ではないことがよくわかる。
また、国内のCM放送にはお笑い芸人のバナナマンが起用されているなど、広告にもそれなりに力を入れており、海外宿だけでなく国内でのホテル需要を獲得しようとする動きがみられる。

agoda(アゴダ)の特徴

その1. 掲載宿数が豊富

実際にアゴダの予約サイトを覗いてみればわかると思いますが、日本国内の宿掲載数に限れば楽天トラベルやじゃらんといった国内大手旅行予約サイトとほとんど遜色がありません。

また、ビジネスホテルから高級宿まで幅広いタイプのホテルが掲載されているため、出張や記念日利用など様々なシーンで利用できます。

その2.他サイトと比べると安価

アゴダで予約すると他サイトよりも安価に予約できるケースが多いが、これはアゴダのビジネスモデルによるところが大きいです。

アゴダはホテルから直接、客室を確保することでコストダウンを図っています。また、親会社のブッキングドットコムのネットワークを活かしたホテルとの交渉、信頼性が客室の大量仕入れにつながり、自社で価格設定を行うことが可能となっています。

また、アゴダでは頻繁にセールが開催されたり、割引クーポンが配布されたりするなどタイミングさえ合えばより安くお得に宿を予約することができます。

その3.操作性・検索のしやすさ

アゴダはWEBサイトもしくはアプリからホテル予約が可能ですが、操作性や検索のしやすさといったユーザーエクスペリエンスが高いといった点も特徴です。

特に、地図での検索は駅チカのホテルなどを一目で探すことができ、価格も地図上に表示されているので自分好みのホテルを見つけやすいという利点があります。

出典:アゴダアプリ(一部改変)

なぜagoda(アゴダ)の安全性が懸念されるのか?

これまでアゴダについて簡単に紹介しましたが、以下ではそんなアゴダがなぜ「安全性」の観点で問題視されているのか、その要因についても触れさせていただきます。

agoda(アゴダ)のトラブル事例

アゴダの安全性が懸念されている要因の一つにアゴダ予約でのトラブルが口コミ上で散見されることが挙げられます。

アゴダで予約したのに、実際に行ってみたらホテルがなかった。

予約をキャンセルしたいのに、できなかった。

カスタマーサポートに連絡したが、まったくつながらない。

ネット上の一部ではこのような声が上がっており、それらを心配してアゴダでの予約を敬遠している人もいるかもしれませんが、国内の利用に限ればそのような心配はほとんど無用です。

私も宿泊者側として何回もアゴダを利用してホテル予約をしていますが、少なくとも上記のようなトラブルはまだ一度も遭遇したことはありません。

またホテルで働く側の一人としての意見を述べると、一部のお客様からは予約内容が違うと言われることもありますが、その多くは海外ゲストであり、宿泊人数や喫煙か禁煙でないかといったホテル側からすれば、ほとんど問題ない場合がほとんどです。

他サイトに比べると安価で心配

上記でも述べたように、アゴダの価格が安いのはビジネスモデルをうまく活用しているため。

また、クーポンやセールなどについては他の予約サイトと同様、予約サイト独自のものなので怖がる心配はありません。

なお、一部予約プランにはキャンセル不可の代わりに料金を下げるといったものがアゴダでは多数掲載されているため、それを知らない人たちから「安すぎて怖い」という声も上がるのではないかと考えられます。

カスタマーサポートにつながらない

アゴダの安全性が懸念される最後の要因に「カスタマーサポートにつながらない」という点が指摘されていますが、これは私も感じている部分ではあります。

アゴダのカスタマーサポートに電話する場合、問い合わせ目的に応じた選択肢を選んでから繋がる仕組みとなっていますが、まずこの時点で1分以上の時間がかかります。

また、電話がつながっても、日本語をしゃべれる海外の方が応答してくれるため、相手側の日本語スキル次第によっては対応の差が出てしまうのも事実です。

この点については個人的に改善していってほしい部分ではありますね。

これだけはおさえて!予約時の注意点

それでは、アゴダで予約をする際にはどんなことに気を付ければいいのでしょうか。

以下ではこれさえ押さえておけば安心!

とホテルマンが考える予約の際の注意点をお伝えします。

キャンセルポリシーを確認する

まず、注意すべきなのは、あなたが予約しようとしているプランが「返金不可」対象のプランになっていないかを確認することです。

アゴダには「返金不可」なプランと「○月〇日までキャンセル無料」といった2つのキャンセルポリシーが記載された予約があります。

旅行の1週間前など、キャンセルの可能性が低い場合には「返金不可」プランを選択して、少しでも宿泊代を安くすることは可能です。

しかし、不確実な予定の場合には必ず「〇月〇日までキャンセル無料」と記載されたプランを予約するようにしましょう!

キャンセルポリシーをちゃんと確認せずに「返金不可」プランを選んで、「返金されなかったのでアゴダはやめた方がいい」と主張するのはさすがにやめましょうね。

出典:アゴダアプリ

宿泊者名は必ず本人にしよう

2つ目に注意すべき点は、宿泊者と予約者が異なる場合には必ず「宿泊者代表者名」を宿泊者本人のものにするということ。

すべてのホテルが同じかは分かりませんが、一部のホテルでは宿泊者と予約者名が異なる場合には
最悪の場合、宿泊を拒否することもあります。

その場合、「ホテルで直接予約を取り直す」もしくは「『カスタマーサポート』に電話して宿泊者代表者名を変更してもらう」という2通りの方法が考えられます。

ですが、当日の予約は宿泊代が高かったり、カスタマーサポートに至っては対応に時間がかかるといったデメリットがあります。

ホテルを訪れる前には必ず「宿泊者代表者名」を本人のものにすることを忘れないようにしましょう!

予約後はホテルへ予約確認をする

どんなホテル予約にも言えることですが、心配性な人は直接ホテルに予約確認をするのが一番です。

予約確認の段階で予約内容が違っていたり、疑問があればホテル側はたいていの場合、親切な回答をしてくれるはずです。
もし、予約のことで一つでも不安なことがあれば、迷わずホテルへ確認の連絡をしてみましょう。

まとめ

いかがでしたか。

今回はアゴダの安全性について語りましたが、みなさんの役に立つ内容は見つかりましたでしょうか。

アゴダのような海外予約サイトの利用は年々増えているので、皆さんも解説した点を注意して安心してアゴダを使ってみてくださいね。

当ブログは他にも観光地やグルメ情報など旅行に関するいろんな記事をまとめています。

ぜひ、旅行をする際の情報集めに当ブログを覗いてみてくださいね。
次回は箱根の高級宿を紹介する予定ですので、ぜひ楽しみにしていてください。

それでは、また次の記事でお会いしましょう。

旅のすすめ 管理人:Sota

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