今回、ご紹介するのは熊本県の南阿蘇村にある旅館 心乃間間です。この旅館は九州旅行の一つの目的でもあったのですごい楽しみにしていました。そんな旅館 心乃間間は実際どうだったのかこれからお伝えしていきます。
この記事を読んでわかること
・旅館 心乃間間をおススメする理由
・客室、露天風呂から見える景色(目の前に広がる阿蘇五岳)
・周辺の飲食店紹介
・宿泊する際の注意点
旅館 心乃間間ってどんな宿?
旅館 心乃間間(以下、心乃間間)は熊本県南阿蘇村にこっそりと佇んでおり、客室数はわずか10室と落ち着いた空間を提供してくれる宿となっております。
そんな心乃間間の特徴の一つは泊食分離という宿泊スタイルを提供しているという点です。
泊食分離とは、文字通り宿泊と食事を分けることを意味しています。
泊食分離を導入することのメリットとしてはその地域ならではの食事を周辺飲食店で楽しめたり、あまり知られていない地域の名店に出会えたりすることが挙げられます。
そんな宿泊スタイルを提供している心乃間間のもう一つの特徴が全室に天然温泉(一部、露天風呂付客室)があるということです。現在も火山活動を続けている阿蘇山周辺には多数の温泉があり、心乃間間の温泉は久木野温泉と呼ばれています。この久木野温泉は、ナトリウム炭酸水素塩泉という日本3大美人の湯と同じ泉質なので、ツルスベ肌になることが期待できます!
以下ではそんな心乃間間を詳しく見ていきましょう!
お部屋紹介(風の音)
さて、今回案内されたお部屋は「風の音」になります。「風の音」はお部屋タイプがプレミアム洋室、広さ48㎡と、心乃間間では最も広いお部屋になります!ちなみに、お部屋にはそれぞれ名前が付いており、月の音, 水の音, 花の音というように「~の音」と統一されているようです。
風の音は写真の地図の通り、展望所の右側手前に位置しており、目の前の阿蘇五岳を悠然と眺めることが出来ます。(地図は受付の方が案内とともにくださりました。)
リビング & ベッドルーム
そんなお部屋は大きく、リビングとベッドルームに分かれており、リビングルームには大きめのソファ、テーブル、テレビ、そしてホットカーペットが敷かれていました!
ベッドルームにはダブルサイズのベッドが2つ置いてありましたが、それでもかなり広くて窮屈さを全く感じさせない造りでした。ベッド自体は程よく柔らかく、毛布はとってもフカフカで2月の寒い時期でも暑さを感じさせるほど、保温性がよかったです。
ベッドの上には、作務衣?のようなセパレートタイプのパジャマと羽織、持ち帰り可能な足袋、そして折り紙の鶴が置かれていました。←おもてなしの心を感じた
そんな2部屋に共通しているのがフルオープンサッシ(開放式の大きな窓ガラス)があること!
このフルオープンサッシのおかげで、ソファやベッドにいても阿蘇山を眺めることができるというなんとも贅沢なひと時を過ごすことが出来ます。
露天風呂
そんなリビングルームでゆっくりしつつも、皆さんが気になっているであろうお風呂に私たちも早速、入らせていただきました!チェックイン当日は夜ご飯を食べてからの入浴だったので、外は真っ暗で何も見えませんでしたが、天気が良ければ綺麗な星空も楽しめそうですね!
温泉は、美人の湯というだけあって、数分浸かっていると肌がツルツルになっているのを感じました!
20分ほど温泉に入りましたが、乾燥肌の私でもお風呂上りには肌に張りが出るほど保湿効果が高かったです!
翌日の朝にも入りましたが、残念ながら天気は曇り・雨とあいにくのコンディションでしたが、それでも露天風呂からはこの景色!晴れてたらさらに魅力的な風景だったと考えるとまた来たくなってしまう。
ちなみに、このお部屋のシャワーヘッドはなんとRefaでした!温泉宿でもシャワーヘッドまでこだわっているところはあまり見受けられないので、これには驚きでした。私が調べた限り、全室Refaのシャワーヘッドが備えられていると思いますが、気になる方は宿泊の前に一度尋ねてみるといいですね。
シャワーの水圧に関しても、自分で調節できるので問題ないかと思います。
洗面所&トイレ
洗面所はこんな感じで至ってシンプルな感じでしたね。
一つだけ気になったのが、手を洗う際に蛇口が受け皿の縁の方にあったので、水が飛び散ってしまったこと。それさえなければ、他に問題はありませんでした。
ヘアドライヤーはビジネスホテルに置いてあるモノより少し性能がいいかなっていう印象でした。
トイレについては、暖房便座で寒い冬でも安心して座ることが出来ました。
アイス&ドリンクコーナー
母屋の1階にあるフリードリンクコーナーでは日本酒やワイン、ビールといったアルコール類が無料で楽しむことが出来ます!もちろん、サイダーやオレンジジュースといったジュース類もありました。そして、こちらのコーナーにはアイスも置いてあり、お風呂上がりのアイスを堪能することも可能です! ※フリードリンクコーナーは17 or 18時までとなっているのでお早めに行くことをお勧めします。
アルコール類は全部で8種類ほどで日本酒が多かったです。アイス、ジュースに関しては3種類ほど。
上質な宿泊体験を楽しんでもらうということからも、こうしたサービスを無料で提供してくれるのは本当にありがたいですね。
夕食探しの旅へ
南阿蘇周辺の飲食店は定休日がバラバラだったり、閉店時間が早かったりと、何も予定を立てずに行くと意外と苦労します。(私たちが宿泊した日に近隣で営業していたお店は1件だけでした、、)
皆さんはそれを考慮しつつ、夜ご飯を早めに済ませるか、事前に予約をしておくか決めてから行くことをお勧めします。実際のところ、私たちがお邪魔した山水苑さんも本来なら営業を終了しようとしていたそうで、そんな中快く受け入れてくださいました。(あの時のこと、本当に感謝致します)
そんな山水苑さんではみそ田楽セットを注文しました。彼女は山菜うどんです。山水苑では、囲炉裏焼きを楽しめるようになっており、自分で食材を焼くことが出来ます。全部の食材を焼き上げるまで約20~30分ほどかかりましたが、初めての体験ということもあり思ったよりあっという間でした。
気になるお味はというと、ヤマメの塩焼きがちょうどいい塩加減で身もホロホロしてて美味しかったです。焼き野菜のピーマンと長ネギはほんのり甘く、味噌を付けたらしょっぱさが加わってお子さんでも食べやすいお味でした。地鶏は、焼きすぎたせいか少し硬くなってしまいましたが、味そのものはとても美味しかったです。もちろん、揚げ豆腐やこんにゃくなど他の食材も満遍なく、美味しくいただきました。
阿蘇ならではの食事を楽しみたいという方には、おすすめなのでぜひとも一度訪れてみてください!
まとめ
今回は旅館 心乃間間を紹介しました!
心乃間間は、全室に天然温泉の露天風呂が付いており、リビング、ベッドルーム、お風呂どこからでも阿蘇山を見渡せるとても素敵な旅館でした。
旅館の方もいい人で、チョコレートのお菓子をくださいました。
また機会があれば阿蘇山が緑に染まる夏の時期にも訪れてみたいものですね。
次回は紹介するホテルは未定ですが、早いうちに投稿しますので楽しみに待っててくださいね。
それでは、また後ほど~。
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